
セックスの2回戦が辛かったり、射精した後に、勃起しなくなる悩みを持っている男性は多いのではないでしょうか?
私もソープに行って射精して店を出たら「時間と金無駄にしたなあ・・・。」なんて感覚に苛まれる事が多々あります。それでもまた行くんですけど。
男性には、射精後に興奮と勃起が収まってしまう虚脱感が必ずあるようです。
ネット上では「賢者タイム」や「賢者モード」と呼ばれていますが、何発もヤリたい時には困ったものですよね。
今回はそんな賢者タイムを克服し、速やかにセックスの2回戦に突入するための克服方法を伝授したいと思います。
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目次
賢者タイムとは?

賢者タイムとは、男性がオナニーあるいはセックスの際の射精後に急速に性欲が減退する現象のことです。
- 射精後に女性からほうっておいて欲しい・・・。
- なんでこんなことをしてしまったのだろう・・・。
こんな感情に陥るのは、賢者タイムのせいです。
医学的には射精後不応期(post ejaculatory refractory period:PERT)と呼ばれています。
このときに受ける性的な刺激はむしろ不快に感じるほどで、勃起することはありません。
年齢と共に賢者タイムの時間は長くなっていくと言われていて、長い方だと2時間以上経たないと勃起しないという人もいるようです。
決められた時間内に何回もセックスをしたい方からしたら困った男性のシステムですね。
なぜ賢者タイムになってしまうの?

射精後不応期に関して具体的な要因は分かっていません。
一説によると賢者タイムの原因は、男性の生存本能から来ていると言われています。
人間や動物にとって性行為は快感を伴うものです。
人間にも動物的本能があり、性行為中は最も無防備な状態になります。
この時に外敵から襲われるとひとたまりもありません。
そのため、オスがメスを素早く守ることが出来るように、興奮状態を速やかに解き、周囲への警戒態勢にすぐ戻れるように組み込まれた男性の本能と言われているのです。
賢者タイムの具体的な原因について

そんな賢者タイムの具体的な原因は、主に2つあります。
- 興奮状態が解かれてしまうのはプロラクチンと呼ばれるホルモン分泌が原因
- 勃起しなくなるのはPDE-5(5型ホスホジエステラーゼ)という酵素が原因
と言われています。
男性が興奮しなくなってしまうプロラクチンの働きは?

男性は射精直後、脳内からプロラクチンと呼ばれるホルモンが多量に分泌されます。
男性がオーガズムに達すると脳の下垂体前葉から大量に分泌されるのです。
このホルモンは、興奮物質であるドーパミンや、男性ホルモンであるテストステロンといった男性の興奮と勃起に必要不可欠なホルモンの働きを抑制する作用があるのです。
プロラクチンが多量に分泌される限り男性は興奮することができないのです。
(男性の場合)射精オーガズム後、急速に性欲を失う原因となっている。
引用:wikipedia/プロラクチン/その他の作用
また、射精後は大脳の機能が著しく低下してしまうため、急激な眠気にも襲われてしまいます。
PDE-5って?勃起しなくなってしまう原因酵素について

男性の勃起は、海面体内に血液が多量に流れ込み、ペニスが膨らみ硬化することで起こっています。
この時に非常に重要な役割と果たす物質がサイリックGMP(グアノシン一リン酸)と呼ばれるものです。
サイリックGMPの作用を簡単に言うと、体内で産生される自然の血管拡張剤で、これが細胞内で増えることによって陰茎の平滑筋が緩みます。
性的刺激を受けて一酸化窒素が放出されるとサイリックGMPが増加し、勃起に至るのです。
しかし陰茎海綿体には、これを分解してしまうPDE-5という酵素も存在します。
射精後はこのPDE-5の分泌が促進されてしまうのです。
すると勃起に必要な成分がどんどん分解されてしまい、勃起に至ることができなくなります。
勃起不全(ED)の症状に悩んでいる方は、サイリックGMPよりもPDE-5の働きが強いために起こってしまう勃起障害でもあるのです。
PDE5は血管平滑筋などに存在し、PDE5阻害薬であるシルデナフィル(バイアグラ)は局所血流量を増大させ男性機能障害(ED)、肺高血圧の治療薬となっている。
引用:日本薬学会/ホスホジエステラーゼ
賢者タイムを克服するには?

賢者タイムを克服するには以下のような要因をクリアすることができれば克服できると言われています。
- 射精後にドーパミンを増やす、もしくはPDE-5の働きを阻害する薬を使う
- 精液・精子の量を増やす
- 精力・勃起力を高める
- 射精を小出しにして、連続射精をする
- パートナーの理解
それぞれの要因について詳しく触れていきます。
普段からドーパミンを増やす

ドーパミンはプロラクチン抑制因子とも言われ、賢者タイムを克服するには重要な脳内ホルモンです。
しかしドーパミンの分泌は加齢と共に下がっていくと言われています。
そのため、普段の食生活からドーパミンを増やすためにフェニルアラニンやチロシンなどのアミノ酸を多く含む食品を摂取すると良いでしょう。
また、ドーパミンの分泌量を増やす作動薬も効果的です。
PDE-5の働きを阻害する薬を使う

PDE-5の働きを阻害する薬として最も有名なものは「バイアグラ」です。
勃起不全患者の治療薬として有名なバイアグラは、別名PDE5阻害薬とも言われており、PDE-5の働きを阻害するには有効な薬です。
その他「レビトラ」や「シアリス」もPDE-5阻害薬として有名な薬です。
しかしこれらには、非常に強い副作用があります。
他の薬との併用で過去に死亡事例もあり、そのためPDE-5阻害薬は医師の処方箋がないと手に入らない第一類医薬品に分類されています。
勃起不全(ED)の症状に普段から悩まされていない健常な方には、決してオススメのできない改善策です。
精液・精子の量を増やし、精力・勃起力を高める

しばらく抜いていないと性欲が爆発しそうになるときがありますよね。
それは人間の生存本能として自然な発生なのです。
セックスは子孫を残す生存本能から来ている行為です。
精液が溜まってくると女性を妊娠させる可能性があると本能的に判断し、性欲が沸きあがると言われています。
そのため、射精後も性的本能を優位に立たせ、賢者タイムを訪れさせないために有効なのが精子・精液の原料である亜鉛やアルギニンを含む食品を摂取することです。
また、2回戦をする上で欠かせないのが勃起力です。
勃起力を高めるには海綿体に流入する血液量が重要であるため、血行の促進が必要不可欠になります。
血管が収縮してしまうとペニスも小さくなり、勃起したときの硬さもイマイチです。
そのため、一酸化窒素の産生を促すアルギニンやシトルリンを摂る必要があります。
亜鉛やアルギニン、シトルリンを食品だけから摂取することは中々難しいことです。
そのため賢者タイムを克服するために最もオススメなのが、それらを多く含む精力剤を摂取することです。
精力剤なら簡単に摂取することができ、加齢と共に衰える男性機能を根本から改善してくれる効果が期待できます。
賢者タイム克服に有効な精力剤は以下からご覧ください!
射精を小出しにして、連続射精をする

賢者タイムを乗り越えるために有効な射精テクニックとして、連続射精というものがあります。
その名のとおり勃起を維持したまま何回も射精をする!というもので、AV男優も実践しているテクニックです。
2回戦にもつながりやすく、抜かずにセックスを続けられるため早漏の男性に非常にオススメになります。
詳しくは上の記事を参考にしてみてください。
パートナーの理解

勃起は、心因的な要因が深く関わっていると言われています。
無理に勃起させよう、勃つんだ!俺のペニス!と思ってしまうと、返って逆効果です。
賢者タイムに対してパートナーにきちんと理解を示してもらうことが大切です。
イケそうなら性的興奮を促してもらい、ダメそうなら思い切って2人で寝て、起きてからセックスをすると自然な2回戦に突入することができるでしょう。
勃起に対して意識しすぎないようにしてください。
賢者タイムについてまとめ

賢者タイムは、男性なら誰にでも起こり得る自然な生理現象です。
プロラクチンやPDE-5の働きで、興奮しづらく、勃起できなくなってしまいます。
普段からドーパミンを増やしたり、精力を高めたりする食生活・生活習慣が重要です。
具体的には適度な運動、十分な睡眠、適切な栄養摂取です。
働いている方で、これらを適切に行うことが難しい方がほとんどだと思います。
そんな方は、是非精力剤を使ってみてください。
精力剤なら無理なく毎日続けることで精液の量を増やし、根本から男性機能を改善してくれる効果が期待できます。
加齢と共に衰える男性機能を放っておくと、早い段階で勃起不全(ED)や射精障害に陥ってしまう危険性があります。
いまのうちに精力あふれる男性を目指し、パートナーや妻を喜ばせてあげましょう!